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プロフィール

じゅいえ

Author:じゅいえ
関西在住、32歳主婦。
3歳女児と0歳男児を育てています。
性格は基本、根暗で人見知り、のくせに
寂しがり屋で自意識過剰で
なんとまあ、めんどくせえ女、です。
こんな私の個人的な
育児事情を綴ります。


IMG_0210a.jpg
Authorの娘:まめこ(仮名)
2012年6月生まれ。
生まれながらに気難しく、
神経質な性格。
短気でわがまま。
口達者で大人をしばしば驚かせる。
アナ雪、ドラえもん、シンデレラ、
プリキュアが大好き。
近頃は「しずかちゃんシンデレラ」
という謎のキャラになりきり、
脅威の演技力を発揮する。
かなりの偏食、小食。
ただいま絶賛赤ちゃん返り中。


IMG_5240.jpg
Authorの息子:まめすけ(仮名)
2015年7月生まれ。
気立ての良さを絵に描いたような赤子。
温厚、暢気、単純。
かなりの風呂好き。
でも常にミドル脂臭がする。
姉に並々ならぬ想いを寄せているが、
肝心の姉には冷たくされるか無視され、
一方的な片思いを強いられている。
たまに姉から気まぐれに
相手にされることもあるため、
その刹那的麻薬的な喜びから、
姉への想いを諦めきれずにいる。


IMG_7453.jpg
Authorの夫:旦那
33歳、技術職サラリーメン。
かなり広い心の持ち主。
細かいことは気にしない。
根に持たない。
常にプラス思考。
また柔軟な思考の持ち主。
その一方でこうと決めたら絶対譲らない
頑固な一面もある。
会社ではそろそろ責任ある立場にも
立たされつつある微妙なお年頃。

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娘がいるから

2015.01.22 17:32|後ろ向き妊娠日記
旦那が昨日から中国へ出張に行った。
もはや恒例となったこの出張。
行く前には、私はいつも不安にかられる。
家の中にいるべき人間が数日家を空けるってのは、なんか言いようもなく、不安だ。
旦那が私の想像もつかぬところで大変な思いをするのが不安だ。
不安で不安で落ち着かない。
こういうところ、私は母の性質を受け継いでいるんだなと、実感する。
でも、行ったら行ったでなんとなくほっともしている。
旦那の世話を焼かなくていい、ということと、
今は旦那を頼れないから自分でやるしかない、という割り切りが、
私の気持ちをすっきりともさせている。

前に出張したときには娘がまだ0歳代から1歳代の赤子で、
そんな娘とふたりきり、家に取り残される不安もあったけど、
今は娘も2歳だ。
あ、今日で2歳7ヶ月になった。
瑞分、扱いやすくなったと思う。
娘とふたりなんて、どうせいつものことだ、とか思える。
今回は一週間後の帰国予定。
帰国の日には娘連れて関空に遊びに行く。娘と飛行機見て、ごはん食べる。

つわりが随分楽になってきた。
朝起き抜けと、夜眠りにつく前以外の時間はほとんど気持ち悪さを感じなくなった。
なんなら今日なんて、朝も気分良かった。
ゆっくり眠ったからかもしれない。
娘の妊娠時と随分違う。
当時の日記を読み返すと、16週過ぎても私はまだ苦しんでおり、それを見てぞっとした。
終わりのないつわりは、夢の中で道に迷うみたいなもんだ。
どんなにもがいてもあがいてもなぜか抜け出せず、
延々と行ったり来たりを繰り返す自分に苛立つ。みたいな感じ。

今は13週の後半に入っており、
この進み具合の速さには自分でも驚いている。
あっという間に一週間が過ぎ、知らぬ間に子は育つ。
胎動的なものも感じ始めている。
経産婦は早くから気がつくのだそう。

私はふだん、赤子の存在を意識することはなく日常を過ごしている。
だけど健診の予定だとか、頑固すぎる便秘だとか、
毎朝ビクつきながら乗る体重計とかの存在が、否が応でも妊娠の事実を思い起こさせる。
しかし、前のように絶望しなくなった。
いやどうだろう、今でも半分は絶望しているのかもしれない。

なんというか、これから書くことはいろいろと誤解を招くような、
軽い暴言的なことになるかもしれないので、
これはあくまでも私自身の個人的主観、として受け流していただきたいのだけれど、

…私は、なんというか、妊婦の姿は、やはり美しくないと思うのだ。

一般的にはさ、胸はまあそこそこあって、ウエストは高い位置できゅっと括れていて、
尻はぎゅっと締まって、スラッと長い細い足、っつうのがキレイとされるし、
私はそういう女性を見ると単純に憧れる。
妊婦はその逆を堂々と進む。しかも抗えない。
人によってはその姿も神秘的というか、
なんかそういう神々しさすら感じる人もいるかもしれない。
女性が新たな生命をその身に宿し、人生で最も充実していて幸せな時で、
その女の身にしか起こり得ない生命循環のプロセス、ミラクル、小宇宙的なことを
現在進行形で体現している姿が美しい、みたいに感じる人もいるかもしれない。
旦那なんか、そのクチだ。
大きなお腹を抱えて胎動で腹を歪ませて、階段をフーフー言いながら登る姿が美しいのだと。
ケッ、だ。
最初その感覚を聞いたときは目眩がした。
つくづく甘い男だと思った。
ていうか、それは何も変わらなくてもいい立場の都合の良い戯言だと思う。
その隣で私はどこまでデカくなるのかわからん腹に戦々恐々とし、
どれだけ気をつけていても毎日人生最高記録を更新していく体重に絶望し、
腹はミミズ腫れのように幾筋も裂け、
そんな風に変わっていく自分の姿に終わりを感じていた。

とにかく、怖かった。

子を産み落としてからも、個人差はあろうとも、
多少なりとも体型も変わり、乳も垂れ、
腹のミミズ腫れは薄くはなっても生涯に渡って消えることはない。
自分が思う美しい女の姿とはかけ離れた姿で、残りの人生を終わった女として生きる。
いろいろと覚悟がいる。

かく言う私も、もともと美人じゃないしスタイルが特別いいってわけじゃない。
けど、自分の叶えられるギリギリ許せるラインを生きていたのに、
それすら放棄しなくちゃならなくなる虚しさ、よ…。
いやええねん。
もともと旦那にしか相手にされん私よ、誰に向けての努力か意地かもわからんやん。
すでに年齢的にも子持ちの時点でも終わってるやん。
経産婦やで、なんつったって私。
くだらん。
子持ちとして子持ちの幸せを生きたらええやん。
けどそうなるとアイデンティティがな。
子供がおらんと成り立たんアイデンティティみたいでな。

ま、いろいろ言ったけど、前は向いてる、これでも。
変わっていく自分を、相も変わらず許せない。
どうやったら抗えるか、抗えもしないくせに考えている。
出産は怖い、陣痛も怖すぎる。
しかも今回は子連れ出産。
私は何よりも痛い陣痛と戦いつつ、娘を守れるギリギリの冷静さを保たにゃならん。
無理、そんなん無理やで…
新生児育児も嫌すぎる…
また世間から切り離された雁字搦めの孤独、
終わりの見えないトンネルの中で、赤子の泣き声に神経を尖らせる日々や…
擦り減るなんてもんじゃないで。

だけど、娘と赤子の絡みは楽しみだ。
それだけしか、私が前を向ける要素はない。
娘の存在が私に出産と育児の恐怖や辛さを教え、
一方で娘の存在が、再び身籠った私を唯一前向かせる。
この矛盾よ。
娘がいてくれて心強い。
娘はまだ私の腹の中に何かいるのを知らない。
無理にお姉ちゃんにならずともよい。
お姉ちゃんやから、なんて言うつもりもさらさらない。
娘が「もうおねえちゃんなんてやめたいわ!」と思うなら何度でもそれを許す。
私だって母親辞めたくなんねんから、娘だってお姉ちゃん辞めたくなるわ。
ただ、娘がいてくれるだけで、私は頑張ろうと思えるねん。
すごいで、娘。
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