あったかくなってきたら、前々からやろうと思っていたことがある。
それは、
トイレトレーニング。
娘が1歳半くらいのときに、一度思い立ったことはあるが、
その時には結局何も始めなかった。
というのも、季節はこれから秋冬になろうとするところ。
そういうのって、温かい時期にするもんだよね、大概は。
大人だってちょっと寒いからトイレ行くの億劫だ、なんて時期に、
娘にトイレ行けとは言えないな、失敗に終わりそう…
それで、年が明けて冬が終わって、温かくなってきたら、
今度こそ本気で考え始めようと思ってた、おむつ外し。
最近、結構温かい日が続いていて、でも私、月日を経て、
トイレトレーニングのことは頭の隅の隅の、
それはもう、だいぶと隅っこに追いやっていた。
そんな私に、娘のトイトレのことを思い出させてくれたのは、何より娘自身だったのだ。
先日、外で食事をしていたときのこと。
食事の途中で、娘が突然椅子から降りようとし始めた。
あ、なに、もう飽きたのかしらと制しようとする私に向かって、
娘は椅子から降りようとしながら、「といれ」と言い放ったのだった。
これには、私も旦那も一瞬ぽかーん。
「え、え?なに?トイレ?」
娘は強く頷き、「といれ」
え、いや…いや別にいいけど、てかトイレとか行ったことないじゃんあんた。
家でも、そりゃ私のトイレとかはよく覗いてくれたりはしているけれど、
でも便座とか、座ってみたことないし。
そんな、いきなり私も、外出先で娘にトイレ初挑戦させるなんて、
いくらなんでも、ハードル高すぎるわよ…
まあ、結局その時はトイレに連れて行くこともなく、
その場もなんとなく流れて、娘はまた別のことに関心を示し、
「といれ」のことは忘れたようだったのだが、
私はこの出来事で、強く、ああそろそろ…と思わされたのだった。
おそらく娘は、私や旦那が「ちょっとトイレ」とか言いながら席を離れるのを度々見ていて、
それをちょっと真似してみただけのことなんだと思う。
でもそれは、私に「娘のトイレトレーニング、そろそろ始める」と決意させるのに、
十分すぎるほどの出来事だった。
そうよ、温かくなってきてるし、娘も夏前には2歳だし、タイミング的には十分よ。
ってことで、私は補助便座的なものをネットで吟味しはじめている。
効果的にトイレに誘い込みたいがため、
また娘にもトイレに興味を持ってもらうため、
私は娘の好きなワンワンとうーたんの補助便座を探したが、残念ながらどこも売り切れだった。
なので、ふつうの無地の補助便座を買って、そこにワンワンとうーたんのシールを貼ろうと思い、
今シールを探しているが、なかなか適当なものが見つからない。
まあ、焦っているわけではないから、ゆっくり探そうと思う。
最近、娘の言葉は指数関数的に増えている。
発音出来るようになった音が増えたことが影響してか、
ちょっと以前と比べても、かなり言葉を覚えるスピードが早くなったような気がする。
突然、ぽろっと意外な言葉が出て来たり、
その場で初めて教えた言葉をすぐ言い返したりする。
こうして娘の中では、言葉や知識みたいなものが日々、脳内で着々と結びつきを深め、
それが娘の心や行動の成長を下支えしている。
この前、ワンワンのぬいぐるみに娘が、自分の食べているお菓子を食べさせようとしていて、
何度口に押し込もうとしてもワンワンが動かないので、
ワンワンに半ギレで「あ〜んして」と命令していたことがあった。
それもふだん、娘に「あ〜んして」と言いながら物を食べさせている私の真似だろうし、
なんというか…
私もなんか、親として変なことはできないなあと思う。
こっちはなにげなくやっている行動とかでも、娘はちゃんとそれを見て、記憶して、
そしてふとしたときにそれをやってのけたりするのだから、ちょっと怖い。
だから、変なことはできないわ。
鼻くそほじったり、おならしたり、いやまあおならはいいとしても、
変ないたずらとかできないわ…ね…
え、いや、深い意味はないけどね。
そういうわけで、娘とはまあまあうまくやっていけている最近だ。
おかあさんといっしょの新しい体操、ブンバボーン、だっけ?
あれもどうかなあと思っていたけど、娘は初見でかなり気に入り、
テンション高めで踊り狂ったのだった…
柔軟性の高い娘と、固定観念の塊の私、それでも仲良くやっている…。
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