ごめん、またイライラしてるって話。
今日は朝からイライラしている。
娘に「ママ」「ママ」「〜して」「〜したい」と言われ続けてイライラ。
そして、心の中で「娘のいない世界に行きたい」と呟いてしまった。
誰にも聞かれることのない呟き。
けれども、心の中で呟いてしまったがために、
また私は「自分はひどい母親」という罪悪感に雁字搦めにされる。
結局、母たるもの、いつ何時も自分を犠牲にしなければならない。
娘にいなくなってほしいとは思わないけれど、
娘のいない世界に行きたい、とか一瞬でも思った私は極悪非道、最低最悪、虐待予備軍の親、
ってことで世間的には片付けられるのだろうな、どうせ。
いつも聖人であることを要求されるのだろう、どうせ。
だから、誰にも助けて欲しいなんて思わない。
私のしんどさは、私にしか分からない。
こんな割に合わない、ただひたすらの奉仕活動、他にありますか。
しかしな。いつまでもイライラばかりしていられないと思って、娘と食事をとる。
娘は食事中に牛乳を派手に零す。
また私はそれに猛烈にイライラ。
牛乳かよ!
せめて茶にしといてくれよ!
牛乳拭いても後から臭うんだよ!
って、またイライラ。
ていうか!!
いつもコップは両手で取れっつってんだろうが!!
と、またイライラ。
思いっきりため息が出る。
まだ娘は幼い。
だから仕方がないとは分かっていても、やっぱり腹が立つのだった。
零した牛乳の後始末で、なんだか一気に食欲がなくなり、食事は中断。
もういいやって、流しに食器を放り込む。
そしてベタつく床を拭きまくる。
娘はその横で「ママーだっこ」とか言ってくる。
いや、姉さん・・・
まじで空気読んでくれ。
今、この状況でだっこっておかしいだろ。
てか誰がすんねん。誰が何事もなかったかのように笑顔でよしよしと抱っこなんかできんねん・・・
床を丁寧に拭き取っていると、数日前にこれまた娘が派手にぶちまけた茶のシミが、
壁紙に無数に出来ていることに気がつく。
拭き取ったはずなのに・・・と、またイライラ。
で、私はまた、壁紙を執拗に拭き取る。
もう、病気かしら、わたし。
神経質なのかしら。
だからいろいろと、うまくいかないのかしら。
それでこうなってるのかしら。
娘に、「ママ」「ママ」って、延々と返事するまで呼ばれ続ける。
でも、娘の方を見る心の余裕がない。
自分を追いつめてるのは自分自身なだけで、娘は何も悪くないのに。
しんどくてしんどくて、私は書斎に引っ込む。
娘が私を探しているけれど、ドアを開けて母親の顔をする元気がない。
娘は仕方なく、リビングに帰って行く・・・そういう気配がする・・・
本当に今、可哀想なことをしている。
私には母親になる資格とか度量とか、そういうものは一切なかった。
産んで育ててみて、初めて気がついた。
だけど私の母親である資格ってのは、他ならぬ娘が与えてくれるものなんだろう。
それを拒否して部屋に閉じこもってブログ書いてる私・・・
なんで私みたいなのが母親なんてやってんだろうな・・・
だけど、今更母親やめたいって思っても、やめられるわけがない。
やめられるわけがないから、なんとかやるしかない。
あと一分だけ。
一分したらここを出て、娘を抱きしめに行こう。
それで、娘の頭の匂いを思いっきり嗅ぐ。
娘の頭の匂い、なんか落ち着くんや・・・
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