今年もまた、村上春樹がノーベル文学賞を取れなかったとニュースでやっていた。
今年もまたって書いたけど、なんか毎年のように言ってるよね、そうだよね。
村上春樹がノーベル文学賞を取れないことに落胆する、村上春樹の縁やらゆかりやらある土地や人、
村上春樹の熱狂的なファンみたいな人の姿がテレビに映し出される。
あれ、これ去年も見たな。デジャヴ?
でも、それっていちいちニュースでやることなの?
って去年も思ったな私。
ノーベル文学賞、取れなかったってニュースでやること?
ていうかノーベル文学賞ってそんなに欲しいのみんな。
別に取れなくたってどうでもよくない?
みんな人それぞれ、好きな作家っていろいろいるんだし。
みんなそれぞれ、自分の好きな作家の本が読めればそれでいいじゃない。そうじゃない。
その人が賞とったとかとってないとか、いちいち読んでる人間って気にしてるもん?
かく言う私は、村上春樹アレルギーだった。
村上春樹、読めた試しがない。
なんかもう、無理、苦手。
しゃらくさくて、しんどい。
いけ好かない。
んで、みんなやり過ぎ。
ヤるシーンがなんかもう、絶望的にうざい。
だから私、別に村上春樹がノーベル文学賞取れなかったと言われたところで、
なんの感慨も絶望もないのだった。
むしろそれをニュースにすることにうざさを感じるのだった。
娘が近所でハナミズキの実を一心不乱に集めてきた。
どんぐりとかまつぼっくりとか、どうでもよいものがこのくらいの年の子にとっては宝物だ。
ハナミズキの真っ赤な実も、食べられないと分かっていても収集する。
そして後生大事に握りしめて持って帰ってきた。
今、家の中でごろごろしている。
そう言えば私、歌の「ハナミズキ」も苦手なんだなあ。
あれがテレビで垂れ流されていたときにはホント、お腹いっぱいだった。
「君と好きな人が百年続きますように」ってところが特に嫌い。
なんかこういう回りくどいような、可愛らしさとピュアさの押しつけのような、
そういう表現がどうにもしっくりこない、むず痒いのだった。
・・・捻くれてますね、私。
娘が大事にハナミズキの実を握りしめているのを見て、そういうことを思い出していた。
秋だなあ。
娘のトイトレは相変わらず進まない。
こやつひょっとするとこのままオムツを貫き通す決心ではなかろうか、くらい進まない。
ていうか、事後報告が多い。
「あ、ママ、今おしっこでた」みたいな。
おーい!
出る前に言えよ!って私もテンプレ通りのつっこみを欠かさない。
なんだかめんどくさくなってきた。
ま、そのうち出来るようになるでしょ。
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